第112回第2言語習得研究会(関東)

 日時: 2023218()  13:0016:20(開場12:30)

 場所: お茶の水女子大学 共通講義棟1号館301

 (現時点では対面を予定していますが、状況によってはオンラインとなることがありますのでご注意ください。来訪前に本研究会ホームページを今一度ご確認ください。当日はマスクの着用、こまめな消毒、人との距離の確保など、コロナ対策をお願いいたします)

 会場にご注意ください! *大学まで;http://www.ocha.ac.jp/common/image/access_map2.jpg

   土曜のため、正門(東門)しか開いていません。

   正門は春日通り沿いですので、最寄り駅は丸の内線の茗荷谷駅になります。

*学内マップ;http://www.ocha.ac.jp/help/campusmap_l.html#no1  (15番の建物です)  

 

なお、本学では、入構時には、警備員により、学会の参加者であることを確認いたします。その際には、本研究会ホームページ(https://kasla.jimdo.com/)の「最新のお知らせ」の開催通知の画面(スマホ画面など)を警備員にご提示いただければ入構できます。

 

 事前申し込みは不要です。

 

 参加費 1,000

6月、10月の研究会に参加いただいた方は無料となります。)

 プログラム

【開会の挨拶】13:00~13:05

【研究発表】13:05~14:35

1. 13:0513:35 

白 春花(ハク シュンカ) 東京大学 講師 

言語の統語的類似性が成人学習者の文処理過程を影響するかー主要部後置言語の関係節の構造的曖昧性構文の処理を中心にー 

 

2. 13:3514:05

朱 沛然(シュ ハイゼン) 武蔵野大学 大学院生

中国語を母語とする日本語学習者の受身表現の習得ー事態把握に着目してー」

 

3. 14:0514:35

唐 姣姣(トウ コウコウ) お茶の水女子大学 大学院生

学習者の日本語レベルとライティング訂正フィードバックの効果との関係ー動詞に着目したパイロット調査ー」

 

【休憩時間】15分(14:3514:50

 

【講演】14:5016:20

金澤裕之先生

語彙の習得研究について」

 

(要旨)今世紀に入って20年余りが経過した現在から振り返る形で、最近の約20年間における日本語教育学研究の動向を、その中心となる学会誌『日本語教育』に掲載された論文の内容や時間的推移から説明しているのが『[改訂版]日本語教育学の歩き方』(2019)である。これによれば、顕著な伸びを見せているものとして文レベルの研究が挙げられるのに対して、ジリ貧的な下降状況を見せているものに語レベルの研究がある。また、習得研究の領域においても、以前からアプローチの難しい分野としてしばしば言及されているのが語彙の習得研究であり、単なる数量的な面での変化以外に、さほど有効な方法論が見つかっていないというのがこれまでの状況である。そうした現状の中にあって、もしかすると行き詰まりを打破できるかもしれない、語(彙)への質的な面からのアプローチの一方法として、一つ(または、少し)の語や表現形式に注目して、その働きや成立・変化の過程を追跡するというアプローチがあり得るのではないかということを、論文の具体例を紹介しながら提案してみることにしたい。